■予備校の話

東京の代々木あたりに行くと、多くの学生を見かけます。この多くの学生たちが街を活気付けています。寧ろほぼこの学生たちだけで一つの街が形成されていると言ってもいいでしょう。この代々木が予備校街として知られています。予備校を定義づけて説明するなら、予備校とは、各種試験の受験しようとする受験生に対して、前もって知識や情報を提供する商業的教育施設だと言うことができます。多くは資格試験合格のための知識を提供し、受験生たちの試験合格のお手伝いをする学校を指します。もっとわかりやすく言えば、様々な資格試験を控えた受験生たちが学ぶところです。また試験合格を目的にしたものではなく、むしろ試験合格後に必要となる知識等を同時に提供する場合も多くなっています。
学校の種別で見れば、予備校は専修学校、各種学校、無認可校のいずれかに該当します。また予備校の設置者は、学校法人、財団法人、株式会社など多様にあります。
「予備校とは各種試験の受験しようとする受験生に対して、前もって知識や情報を提供する商業的教育施設」と上で触れていますが、予備校が対応している選抜試験、資格試験としては、学校への入学試験と資格試験が主となっています。従って受験予備校、進学予備校、司法試験予備校、公務員試験予備校等が一般的に予備校と認知されています。中でも私たちが一般に予備校と聞いて想像するのは、大学受験を控えた受験生たちが、その勉強のために通う学校でしょう。冒頭で紹介した東京の代々木には、このように大学受験に対応した大手予備校が数多く集まっているのです。
ですが予備校とは、私たちが一般にイメージする大学受験のための学校だけを指すのではありません。大学受験用のみならず、その他、特定の会社や職種の採用試験や資格試験に対応し、それを受験しようとする受験生のための教育を行っている予備校もあります。例を挙げれば客室乗務員、パイロット、アナウンサー、気象予報士、医師、弁護士、司法書士、公認会計士等、数多くあります。それらの仕事に就くことを目指す人たちも、その多くが予備校に通って勉強しています。国家試験合格が求められる職業に対応した教育が行われていることが多くなっています。
さて皆さんも自分の高校時代を思い起こしてみればお分かりだと思いますが、多くのクラスメートが学校から帰ってから、或いは週末も他の場所で勉強を続けていたことでしょう。
それは人によって予備校であったり、学習塾であったりしたはずです。予備校の中には大学受験対策用だけでなく、卒業試験や期末試験などの学習補助を行う部門が併設される例も多く、その場合の予備校とは学習塾との混合型と見ることも出来ます。その意味では場合によっては予備校と学習塾との線引きは曖昧になったりすることもあります。

予備校といえば皆さんが意外に思うであろう話を一つ。恐らく一般には殆ど予備校とは認識されていませんが、自動車運転免許取得のために通う自動車学校も予備校の一種なのです。例えば「私は予備校で自動車の運転を習った。」と言ったとしてもそれは全く間違っていないのです。勿論実際のところ多くの人がそれを聞いてもぴんと来ないでしょうが、このように予備校にはまだまだ世間一般に知られていないところがあるのかもしれません。

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